材質 | アイスアマゾナイト 8mm |
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サイズ | 約8mm(±0.5mm) |
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腕周り | 約16cm(伸縮性有り) |
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重さ | 約16g |
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特徴・意味 | アマゾナイトと言えば、ロシア産のものとペルー産のものが有名でした。
ロシア産のものは白い縞の入ったもので緑がかり、ペルー産のものは鮮やかなブルーが特徴。
最近流通し始めたウイグル産アマゾナイトは鮮やかなブルーで若干の透明感が特徴です。ウイグル産のアマゾナイトはタビライズド加工(含浸処理)といって、石の強度を高くするために樹脂を石の内部に浸透させるものです。この加工法によって透明度を増す事を助けているようです。この処理はロシアとペルー産でうまく樹脂が浸透しないらしく、ウイグル産のアマゾナイトだけがこのような質感になるらしいです。
アマゾナイトはマイクロクリン(微斜長石)という石の一つで、空色もしくは青緑色の美しい色をしており、表面には筋状の模様を観察することができます。英名はブラジルのアマゾン川に由来していますが、その流域では産出せず、アマゾン川流域で採れる色のよく似た石で、アマゾナイトと呼ばれていたものに由来しているようです。和名の天河石は、夜空のあまのがわに由来していると思われます。
心を和ませてくれるような美しくやわらかな印象を与えるこの石は、あまのがわの底にある砂利や砂粒、またそれらを意味する星々に例えられたのかもしれません。
この石の美しい青緑色は、形成成分に含まれる鉛イオンが青緑色以外の光を多く吸収するため、残された青緑色の光が見ている人の目に返ってきていることによります。表面はガラス光沢か真珠光沢を放っており、四角柱状の結晶体で産出することが一般的です。透明な固体は少なくほとんどが不透明で、ヒスイにも似た固体があり、それらはアマゾンジェードとも呼ばれています。ヒスイの代用品として使われたこともあるようです。 |
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