クンツァイトの意味・効果や特徴とは
2024年3月14日
クンツァイトとは
クンツァイトの魅力は、愛と純粋さを象徴する愛の石らしいピンクの色合いが美しいところです。
クンツァイトは「スポデューメン(Spodumene)」と呼ばれる鉱物であり、グリーンならヒデナイト、イエローならトリフェーン、ピンクならクンツァイトと呼ばれます。
スポデューメンの和名は「リチア輝石(りちあきせき)」と言い、リチウム金属の原料とされ、リチウム電池の資源として用いられています。
スポデューメンとは、ギリシャ語で「焼いて灰になる」という意味があり、この鉱物が発見された時の様子から由来となっています。
その優しい色合いから、思いやりの心を養ってくれると言われ、他人への批判的な感情を抑制し、コミュニケーションを豊かにしてくれます。
そのため、クンツァイトは心からの純粋な愛を表現できるようになるため、「無限の愛」や「純粋さ」を象徴とする石となっています。
意味・効果・言い伝えなど
クンツァイトは、1902年にアメリカのカリフォルニア州で発見された比較的新しい天然石で、語源は高名な宝石学者の「クンツ博士」に由来しています。
(クンツ博士は、23歳の時にティファニー宝石店の副社長となった方です。
)カリフォルニア州で最初に発見されたため、別名「カリフォルニア・アイリス」とも呼ばれています。
色(カラー)
「ライラックピンク」と呼ばれるピンク色が特徴的です。
他にも多彩な色を持ち、桃色、菫色、緑色、黄色などがあり、特にグリーンのものヒデナイトと呼ばれ、希少価値の高い宝石として珍重されています。
宝石質で透明感のあるものと、ミルキーカラーの2種類があり、透明感のあるものの方が希少で高価です。
原産地
ブラジル、パキスタン、ナイジェリア、マダガスカル、アメリカなど
運気・石言葉
人間関係、恋愛成就
浄化・お手入れ方法
硬度は6.5~7と低くないですが、「へき開性」を持つため、縦に割れやすくなっています。
それにより、衝撃に弱いため、加工、洗浄など取扱いには十分注意が必要です。
強い日光(紫外線)によって変色、色褪せの恐れがありますので、保管時は直射日光の当たらない場所で保管しましょう。
浄化方法は、月光浴、クラスター、セージが適しています。
クラスター | セージ | 太陽光 | 月光浴 | 流水 |
○ | ○ | × | ○ | × |
鉱物データ
英名 | Kunzite |
和名 | リチア輝石(リチアきせき) |
鉱物名 | ケイ酸塩鉱物 |
モース硬度 | 6.5-7.0 |
結晶 | 単斜晶系 |
組成 | LiAlSi2O6 |