キャッツアイとは

キャッツアイとは、光を当てたときに猫の目のような光の筋（キャッツアイ効果）を示す天然石の総称ですが、ここで取り扱う「キャッツアイ」は人工的に作られたガラス製のキャッツアイ効果を持つ装飾石を指します。

天然石と同様のキャッツアイ効果を人工的に再現しており、美しい見た目と均一な光の帯と鮮やかな発色を持ち、手頃な価格で装飾品やアクセサリーに利用されることが多くなっています。

様々なカラーバリエーションがあり、天然石では実現が難しい色合いも可能です。
高い透明度や光沢を持つものも多く、アクセサリーの装飾としてや、装飾性の高いパワーストーンとして人気を集めています。

キャッツアイという名称の持つ象徴的な意味から、「直観力の強化」「魔除け」「洞察力の向上」のお守りとして人気があります。

意味・効果・言い伝えなど

キャッツアイは、その中心に浮かぶ光の帯から、「洞察力」「直観」「魔除け」といった象徴的な意味が込められています。
持ち主に先を見通す力や、迷いを断ち切る決断力を与えるとされています。
また、光がまっすぐに通る姿から、「真実を見抜く」「自分の進むべき道を照らす」とも言われます。

• 「直観力と洞察力の強化」物事の本質を見極める力を高めるとされます。
• 「精神的な保護」外部からのネガティブなエネルギーをはね返す象徴とされます。
• 「集中力の向上」注意力を保ち、目の前の課題に集中する助けになるといわれます。
• 「感情の安定」不安や緊張を和らげ、冷静さを取り戻すサポートをするとされます。

「悪意や災厄から身を守る石」として、同様の意味合いで扱われることがあります。
特にインドや中国など一部地域では、キャッツアイ効果のある石が邪視（悪意のこもった視線）を跳ね返す守護石として伝えられてきた歴史があり、人工石でもその象徴的意味が引き継がれています。

色（カラー）

キャッツアイのカラーは、非常に豊富で多彩です。
製造過程で染色や成分調整が可能なため、天然石では見られないような鮮やかで均一な色合いが実現されています。

代表的なカラーには、ホワイト、ブラック、ブルー、グリーン、イエロー、オレンジ、ピンク、パープル、ブラウン、レッドなどがあり、それぞれの色が持つ象徴的な意味にあわせて選ばれることもあります。
石の中心にはキャッツアイ効果が現れ、光源に対して滑らかに動くように見えるのが特徴です。

カラーの選択肢が広いことから、装飾性の高いビーズやアクセサリー素材として非常に人気があります。
また、均一な質感と高い光沢も魅力とされ、手頃な価格で見た目の美しさを楽しめる人工石の代表格といえます。

原産地

中国、インド、アメリカ、チェコなど

運気・石言葉

運気

金運	金銭面での安定や収入の増加を支援するとされる運気です。 仕事や投資などの場面で良い流れを生み出し、経済的な安心感をもたらす石として扱われます。
厄除け・魔除け	その独特のキャッツアイ効果が「邪視を跳ね返す」「悪意から身を守る」象徴とされ、厄除けの目的で用いられることが多い石です。 特に人混みや緊張感のある場面で、自分のエネルギーを保ち、他者の影響を受けにくくする守り石として扱われます。

石言葉

• 「防御」悪意やネガティブな気配から身を守る盾となるとされる。
• 「直観」物事の本質を見抜く感性や判断力を高めるとされる。
• 「集中」意識を一点に集中させ、雑念を払いのける助けになるとされる。
• 「洞察」表面的な情報にとらわれず、奥深くを見通す目を養う象徴とされる。

浄化・お手入れ方法

原石	セージ	音叉	太陽光	月光浴	流水
◯	◯	◯	◯	◯	◯

長時間の直射日光は、退色や熱膨張によるひび割れの原因になるため避けてください。

鉱物データ

当店が取り扱っている石名が「キャッツアイ」のものは、天然鉱物ではなく、人工的に製造された装飾用素材となります。
主にガラスを基材とし、内部に細かい繊維状成分や金属酸化物を含有させることで、キャッツアイ効果を人工的に再現しています。

この光学効果は、石内部の構造や成分が光を一方向に反射することで生じるもので、天然鉱物と異なり、色や透明度、効果の出方を精密にコントロールできるのが特徴です。
物理的な性質は使用されている素材によって異なり、耐熱性や硬度も製法によって変動します。

和名	猫目石
英名	Cat’s Eye
鉱物分類	人工ガラス
モース硬度	約5.0～6.0
結晶	非晶質
組成	SiO2

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