アンバー(琥珀)
- 和名:
琥珀 - 英名:Amber
- 鉱物名:有機質
- モース硬度:2.0-2.5
- 結晶:非晶質
- 組成: -
琥珀(こはく)は「アンバー」とも呼ばれるパワーストーンです。
厳密には鉱物でなく、約3000万年前の植物の樹液が天然樹脂となり、そして化石化したものです。
有機物でありながら鉱物並の硬度を持ち、美しい黄金色をしているので、東洋・西洋ともに宝飾品として珍重されてきました。
”琥珀”という漢字は、中国の「虎の魂が石になったもの」という伝説が元になっており、流通名として多く使われている英名”アンバー”は、香料の一種である竜涎香のアラビア語「Anbar」から来ています。
また、擦ると静電気を帯びる特性から、英語の「Electricity(電気)」の語源にもなっています(古代ギリシア語で琥珀のことを「Electron」と呼んでいました)。
樹脂の化石であるため、稀に虫や羽毛、葉、水や空気が内包していることがあります。
非常によい状態で保存されているため、古代生物の当時の姿を観察することができます。
パワーストーンとしては、精神の安定化・活性化、自己肯定、緊張の緩和、金運、勝負運、リラックス効果があると言われています。
鉱物並みの硬度があるとはいえ、柔らかく傷つきやすいため、取り扱いには十分にご注意ください。
アンバー(琥珀)
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