ラブラドライトの意味・効果や特徴とは
2024年3月14日
ラブラドライトとは
ラブラドライトは和名を「曹灰長石(そうかいちょうせき)」と言い、長石のグループに属し、同グループにはムーンストーン(月長石)があります。
蝶の羽のような輝きを「ラブラドレッセンス」といいます。
「ラブラドレッセンス」は、ベースカラーは落ち着いたグレーで、青、緑の様々な色の光を放つラブラドライトは、その神秘的な輝きから外見だけでも不思議な力を感じさせてくれるパワーストーンです。
意味・効果・言い伝えなど
ラブラドライトは、「自由」を象徴し、その幻想的な七色の輝きから思い込みや固定観念などのこり固まってしまっていた思考をほぐし、より新しい考えなどを取り入れた、自由な発想と行動へと繋げていくと言われます。
希望、勇気、実行力を与え、新しいことに挑戦する力を与えてくれるため、デザイナー、企画開発など、クリエイティブなお仕事の方に最適です。
「ラブラドライト」の名称は1770年にカナダのラブラドル半島で発見されたため名付けられました。
色(カラー)
灰色の地石に、見る角度より青や緑の輝きがあります。
白色の地石は、ホワイトラブラドライトまたはレインボームーンストーンの名で販売されています。
原産地
カナダ、マダガスカル、フィンランドなど
運気・石言葉
仕事運
浄化・お手入れ方法
汗や水分に強くないため、身につけた後は、水で洗うことは避けましょう。
汚れが目立つ場合は、柔らかい布で拭き取りましょう。
長時間、日光(紫外線)に当てると色褪せの恐れがあるため、保管時は直射日光が当たらない場所で保管しましょう。
浄化方法は、クラスター、セージ、月光浴に適しています。
クラスター | セージ | 太陽光 | 月光浴 | 流水 |
○ | ○ | △ | ○ | △ |
鉱物データ
グレーの地味な色合いのベースの石ですが、そのベースに鮮やかな輝きが浮かび上がる様が「アゲハ蝶の羽」とも呼ばれる美しい石となっています。
虹色の神秘的な輝きのラブラドライトの虹色の遊色効果を生み出す原因は、結晶の特定の面に平行に金属鉱物の微薄層が並んでいるためで、境界で光の分解が生じることにより、虹色の光模様となります。
この光学効果をラブラドレッセンス(ラブラドールの光)と呼ばれます。
英名 | Labradorite |
和名 | 曹灰長石(そうかいちょうせき) |
鉱物名 | ケイ酸塩鉱物 |
モース硬度 | 6.0-6.5 |
結晶 | 単斜晶系 |
組成 | (Ca,Na)(Si,Al)4O8 |