オブシディアンの意味・効果や特徴とは

オブシディアンとは

オブシディアンの魅力は、黒光りするガラスのような美しさを持っていることです。
オブシディアンは、和名を「黒曜石」といい、非晶質の火山質天然ガラスのことを言います。
その名の通り、ダークカラーの神秘的な魅力を持つ石です。
粘性の高い酸性の溶岩が急速に冷えて生成され、世界各地の火山地帯から、円塊状や破片状や粒状で産出します。
オブシディアンの色合いはブラック、グレー、ブラウンなど ブラック系統のカラーで、透明感のあるものもあります。
また、ブラックの地石にゴールドの輝きのある「ゴールデンオブシディアン」は、多種多様なオブシディアンの中でも定番となっています。
ブラックの地石にホワイトの丸斑点模様を持つものがあり、それを「スノーフレークオブシディアン」と独自の名称がつけられています。

意味・効果・言い伝えなど

オブシディアンの名称の語源は、発見者のObsiusの名前から付けられました。
プリニウスの「博物誌」やオルフェウスの「リティカ」では、 Opsianos オプシアノス と呼ばれていたようです。
また、そこには「鏡として物の影を映す」「松脂にこの石と他の二つのものを混ぜて火の上に撒くと、未来を予言する力をもたらす」と記述されています。
オブシディアンは感情のバランスを保ち、希望を持ち積極性が発揮されるように導く力があると言われているようです。
物事の本質を見通す力があると言われていて、仕事のお守りとして最適です。
また、強い守護の力を持ち、魔除け・厄除けにも効果があると言われています。

色（カラー）

黒色、褐色、赤色、濃緑色など。
模様があるものもあります。

原産地

アイスランド、アメリカ、ニュージーランド、ブラジル、メキシコなど
世界各地の火山地帯で産出されます

運気・石言葉

仕事運、魔除け、厄除け

浄化・お手入れ方法

自浄作用があると言われ、頻繁に浄化する必要はありません。
変質する恐れがあるため、塩での浄化は適しません。
硬度が高くなく、衝撃に弱く割れやすく、 割れ口が鋭利になるため、取り扱いには注意が必要です。
汚れた場合は、水洗い後、しっかりと水分を拭き取って自然乾燥で乾かしましょう。

鉱物データ

火山活動により生成される非晶質の火山質天然ガラスであり、別名「Glass lava グラスラーバ」とも呼ばれます。
溶岩の黒色に酸化した鉄を含む赤色が混ざり、マホガニーの赤褐色の木肌に似た模様の「マホガニー・オブシディアン」なども生成される場合があります。