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クリソコラの意味・効果や特徴とは

クリソコラとは

クリソコラとは、銅を含むケイ酸塩鉱物の一種であり、和名では「珪孔雀石けいくじゃくせき」と呼ばれています。
鉱床中でマラカイト(孔雀石)と共生することが多く、見た目には青や青緑、緑色が混じった美しい模様を呈することが特徴です。
その名称は、ギリシャ語の「chrysos(黄金)」と「kolla(にかわ・接着)」に由来し、古代には金を接合する「金のにかわ」として用いられたという伝承が語られています。

クリソコラはモース硬度が 2.5〜3.5 と非常に柔らかく、もろい性質を持つことから、宝石やアクセサリーとして使用する場合には樹脂含浸などの耐久加工が施されることが一般的です。
自然な状態ですと脆弱なため、そのまま加工が難しい鉱物の一つとされています。

意味・効果・言い伝えなど

クリソコラは、情緒の安定や精神の平穏を象徴するパワーストーンとされています。
心の揺れを和らげ、静けさと癒やしをもたらす存在として扱われます。
また、他者との関係に調和をもたらし、優しさや思いやりの心を育てるとされます。

  • 「情緒の安定」感情の起伏を和らげ、心を穏やかに保つ手助けとなります。
  • 「自己表現の促進」思いを素直に伝える力を引き出し、対話の円滑化を助けます。
  • 「癒やしとリラックス」ストレスを軽減し、安心感や心の休息を与える効果があるとされます。
  • 「調和の維持」人間関係のバランスを整え、協調的な雰囲気を促進します。

クリソコラという名称は、ギリシャ語の「金(chrysos)」と「接着剤(kolla)」に由来し、古代において金属の加工に関わる用途があったと伝えられています。
また、イスラエル南部のエイラット地方で産出される鉱物集合体である「エイラットストーン」には、クリソコラが含まれることがあり、その石が「キングソロモンストーン」と呼ばれて伝承されています。

色(カラー)

クリソコラは、鮮やかな青緑~グリーンの色彩が特徴で、そこに黒や茶色の模様や斑点が入ることが多く、ビビッドな色の対比が魅力とされます。
石の内部には緑色のケイ酸銅鉱物が主体となり、その周囲や表面に濃い色の模様が現れることで、独特のマーブル調の見た目になります。

色の濃淡には個体差があり、鮮やかなものは濃い青緑、淡いものは薄いグリーン寄りの青みを帯びています。
模様としては、斑点状や帯状、網目模様、泡状のパターンなどが現れ、美術的な印象を強めます。

加工された含浸処理済みのクリソコラでは、色が均一になりやすく、鮮やかさが増す傾向があります。
一方で、天然のままの標本では色むらや縞模様、地色の違いが個性として評価されます。
自然な模様の深い色合いを楽しむ石として、工芸品やアクセサリーにも人気があります。

原産地

チリ、ペルー、アメリカ、コンゴ、メキシコなど

運気・石言葉

運気

癒やし心身を落ち着けるエネルギーを持ち、深いリラクゼーションを促します。
人間関係他者とのコミュニケーションを円滑にし、調和のとれた関係を築きます。
健康運心のバランスを整えることで、精神的な健康の維持に役立ちます。
厄除け・魔除け不安や悪い気を遠ざけ、安心感のある空間を作るとされています。

石言葉

  • 「静かな癒やし」心の奥深くに安らぎをもたらす優しい波動を持ちます。
  • 「調和と共鳴」他者との関係性を柔らかくつなぎ、共感を深めます。
  • 「心の健康」ストレスを和らげ、内面の穏やかさを引き出します。
  • 「守護の気配」見えない不安から持ち主をそっと守る力があるとされます。

浄化・お手入れ方法

原石セージ音叉太陽光月光浴流水

クリソコラは水に弱いため、流水での浄化は適しません。
太陽光は変色の恐れがあるため、短時間の光に留めるなど配慮が必要です。

鉱物データ

クリソコラは、化学的には含水銅ケイ酸塩であり、主に Cu‑H‑Si‑O‑H 系列の成分を含む鉱物です。
結晶系は単斜晶系に分類され、明瞭な結晶形を示すことは少なく、通常は皮殻状やブドウ状、繊維状、コロイド状の塊状物として産出されます。
結晶粒が非常に微細であるため、肉眼では結晶構造が識別できない場合が多いです。

モース硬度はおおむね 2.5~3.5 程度であり、非常に柔らかく、取扱いには慎重さが求められます。
これは、ターコイズと同程度あるいはそれ以下の硬度であり、衝撃や摩耗に弱く、加工や研磨の段階でも破損や欠けが発生しやすい性質です。
劈開は完全で、鉱物の内部には割れやすい脆弱性が存在します。
比重は 2.8~3.2 程度で、構造中に含まれる水分量により変動することがあります。

光沢は脂肪光沢からガラス光沢に分類される場合があり、滑らかでしっとりした表面感を伴います。
色彩は青緑系を中心とし、鮮やかなブルーとグリーン、あるいはその混合が典型的です。
表面や内部にはマラカイトやアズライトなどの他鉱物が共存して模様を形成することもあり、縞模様や斑点、泡状の分布が見られることがあります。
これは、銅鉱床の酸化帯で他鉱物と共生する二次鉱物としての性質を反映しています。

生成過程は、鉱床中の酸性酸化水と銅鉱物の反応により低温条件下で形成されることが多く、鉱液からの沈殿または鉱体の浸食の結果として生成される二次鉱物です。
産出される環境では、しばしば褐鉄鉱や赤銅鉱、他の銅鉱物と共に見られ、鉱床中での並存や混合が一般的です。
また、クリソコラにケイ酸が浸透して石英化した “ジェムシリカ” は、半透明ないし透明に近い外観を持ち、元の化学構造を部分的に保持したまま別種とみなされる例もあります。

和名珪孔雀石
英名Chrysocolla
鉱物分類ケイ酸塩鉱物
モース硬度約2.5~3.5
結晶斜方晶系
組成Cu2H2Si2O5(OH)4・nH2O

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この記事を書いた人

福縁閣スタッフ.K

天然石・パワーストーンの専門店「福縁閣」のスタッフです。 高品質な天然石やパワーストーンを通じて、お客様に癒やしと彩りのある毎日をお届けできるよう努めています。 商品の仕入れから撮影、商品説明の作成まで、ひとつひとつ心を込めて対応しています。