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パール(真珠)の意味・効果や特徴とは

パール(真珠)とは

パールとは、二枚貝の体内で自然に形成される球状の生成物で、滑らかな光沢と柔らかな色合いが特徴のパワーストーンです。

特に海水パールは、海水に生息するアコヤ貝や白蝶貝などから採取され、美しい真珠層が幾重にも重なることで独特の輝きを放ちます。
淡水パールは湖や川に生息する淡水貝から採れ、やや不規則な形や多彩な色合いが魅力です。
また、人工真珠(イミテーションパール)はプラスチックなどを核にコーティングを施して作られたもので、価格を抑えつつ外観の美しさを楽しめる素材として広く流通しています。

当店では「真珠」「淡水パール」「貝パール」という名称を使用しており、「貝パール」は人工真珠(イミテーションパール)を指します。
パールはムーンストーンに並び、6月の誕生石に含まれています。

意味・効果・言い伝えなど

パールは、慈愛と純粋さを象徴し、穏やかな心と内面的な美しさを引き出す存在とされています。

  • 「精神の安定」柔らかな輝きが心を落ち着かせ、安心感をもたらします。
  • 「女性性の向上」優しさや思いやりなど、内面の魅力を高めます。
  • 「守護と癒やし」古くからのお守りとして、負のエネルギーを浄化します。

パールは古代より「月のしずく」「人魚の涙」とも呼ばれ、女性を守る石として重宝されてきました。
純粋な心を保ち、愛情や美しさを引き出すと信じられています。

色(カラー)

パールは乳白色を基調とした柔らかな光沢を持ち、個体によってはピンク、ゴールド、グレー、ブルー、グリーン、ブラックなど多彩な色合いを見せます。
表面には真珠層による干渉光が現れ、虹色のような微妙な光の揺らぎが美しく輝きます。
淡水パールは比較的カラーバリエーションが豊富で、人工真珠には加工による明確な色彩の違いが見られます。

原産地

日本、中国、インドネシア、フィリピン、オーストラリア、タヒチなど

運気・石言葉

運気

恋愛運優しさや思いやりを引き出し、愛情を深めます。
癒やし柔らかな輝きが心を穏やかにし、精神的な疲れを癒やします。
安産祈願母性を象徴する石として、安らかな出産を願うお守りとされます。

石言葉

  • 「純粋な心」穏やかで澄んだ気持ちを保ちます。
  • 「慈愛」優しさや包容力を引き出します。
  • 「美しさと気品」内面からにじみ出る魅力を高めます。

浄化・お手入れ方法

原石セージ音叉太陽光月光浴流水

パールは炭酸カルシウムと有機成分から構成されており、酸や強い光、乾燥に弱いため、太陽光や流水による浄化は避けてください。

鉱物データ

パールは、生体鉱物として知られる特異な存在であり、二枚貝などが体内で形成する球状の生成物です。
その主成分は炭酸カルシウムであり、アラゴナイトまたは方解石の結晶として構成されています。
これらの無機成分に加え、コンキオリンと呼ばれるたんぱく質系の有機物が層状に積み重なることで、独特の滑らかな質感と光沢が生まれます。
この層構造を「真珠層」と呼び、光が干渉することで虹色のような輝き「オリエント効果」が現れる点がパール特有の魅力です。

パールの形成は、貝の体内に異物が入り込んだ際、その刺激を和らげるために貝殻と同じ成分を分泌し続けることで行われます。
これは自然界における防御反応の一つとされ、数年にわたり形成されることで、層の厚みが増し、美しい球形を呈するようになります。
なお、真珠層の主な結晶構造は斜方晶系に属するアラゴナイトであり、その配列の整合性が高いほど光沢の質が向上します。

パールには「海水パール」「淡水パール」「人工真珠(イミテーションパール)」といった種類があり、それぞれに生成方法と構造に違いがあります。

海水パールは海水中でアコヤ貝や白蝶貝などを用いて養殖されるもので、色調・形状ともに高品質なものが多く、装飾用途としての価値が高いです。
基本的に真球形のものが多く、特に日本においてはアコヤ貝を使用した真珠養殖が盛んで、直径7~8mmの真円に近いサイズが一般的です。
1907年に真球形の養殖技術を確立して以来、日本産のアコヤ真珠は、真球であることにこだわる高品質志向が特徴となっています。
熟練の選別技術により、色・テリ(光沢)・巻き(真珠層の厚み)・キズ・形などの評価基準で厳選され、高い品質基準を満たした珠だけが高級品として流通します。

淡水パールはイケチョウガイなどの淡水貝から得られ、形状にやや個体差があるものの、多彩な色と手頃な価格で広く親しまれています。
また、海水パールは貝殻で加工した”核”を人工的に入れて生産するのに対し、淡水パールは貝自身の細胞である”外套膜”を入れて生産されます。
この外套膜は最終的には吸収され、真珠質ほぼ100%のパールになるため、海水パールと比べて汗や衝撃に強く、ほとんど経年劣化しないと言われています。

一方、人工真珠はガラスやプラスチックの芯材にパールエッセンスなどを塗布して製造されるため、鉱物学的な性質は持たないものの、外観の美しさと軽量性、そして均一性に優れており、アクセサリー素材として広く流通しています。

パールは鉱物とは異なり、生体活動を通じて形成される点で生体鉱物として分類され、自然界と生物の相互作用によって生まれる希少性と芸術性を併せ持った素材といえます。
また、生成には長い時間と繊細な環境管理が必要であり、その背景もまたパールの価値を高める要因の一つとなっています。

和名真珠
英名Pearl
鉱物分類生体鉱物
モース硬度約2.5~4.5
結晶斜方晶系あるいは六方晶系
組成CaCO3

パール(真珠)のアクセサリー・ビーズ等はこちら

この記事を書いた人

福縁閣スタッフ.K

天然石・パワーストーンの専門店「福縁閣」のスタッフです。 高品質な天然石やパワーストーンを通じて、お客様に癒やしと彩りのある毎日をお届けできるよう努めています。 商品の仕入れから撮影、商品説明の作成まで、ひとつひとつ心を込めて対応しています。