ラリマーの意味・効果や特徴とは
2024年3月14日
ラリマーとは
ラリマーは和名をソーダ珪灰石といい、名前の通り、珪灰石にソーダと水酸基が含有されたものです。
ラリマーの語源は地質学者の娘の「ラリッサ」とスペイン語で「海」の意味を持つ「マール」を組み合わせたものが由来です。
正式名称を「ブルー・ペクトライト」と言い、別名「曹灰針石」と呼ばれます。
最も有名な名称がドミニカ共和国由来のラリマーという名前のため、正式名称はあまり知られていません。
ラリマーは、「愛と平和」を象徴し、心の奥の怒りや嫉妬などの感情を鎮め、情緒を安定させ、安らぎの心を育みます。
避けられないストレスを軽減してくれます。
ネガティブ思考を退け、ポジティブ思考への切り替えを促してくれるでしょう。
意味・効果・言い伝えなど
チャロアイトとスギライトと合わせて「世界3大ヒーリングストーン」と呼ばれ、ヒーリングの力が強いとされていて、主に精神的疲労を癒やすと言われています。
「変化」に強い石と言われ、転職などでの新しい環境へと移る不安を軽減し、自分自身の目標を発見できる幸運を運んでくるとされています。
また、誤った固定観念から解放され、成熟した思考へと移行することを補助してくれると言われています。
年配の方には好奇心を刺激し、フレッシュな若さと人生の喜びを運んでくるでしょう。
愛情を育み、心を広くもち、様々なことを受け入れられるようになり、友人や恋人などの人間関係がいつまでも良い関係でいられるでしょう。
色(カラー)
白や青、緑が混ざり合い、海のような美しい色模様です。
カナダのケベック州からは無色透明のものが産出されます。
また、多色性を示すものもあります。
原産地
現在は、ドミニカ共和国のみで産出します
運気・石言葉
癒し
浄化・お手入れ方法
硬度が低く衝撃に弱いため、取扱いに注意が必要です。
日光(紫外線)や水にも強くないため、保管時は直射日光が当たらない場所で保管しましょう。
汚れが目立つ場合は、柔らかい布で拭き取りましょう。
長時間、日光(紫外線)に当てると色褪せの恐れがあるため、保管時は直射日光が当たらない場所で保管しましょう。
浄化方法は、クラスター、セージ、月光浴に適しています。
クラスター | セージ | 太陽光 | 月光浴 | 流水 |
○ | ○ | × | ○ | △ |
鉱物データ
ラリマーは、西インド諸島「コンク・パール」、ドミニカ共和国「琥珀」合わせて「カリブ海の3大宝石」と呼ばれています。
英名 | Larimar |
和名 | ソーダ珪灰石(そーだけいかいせき) |
鉱物名 | ケイ酸塩鉱物 |
モース硬度 | 4.5-5.0 |
結晶 | 三斜晶系 |
組成 | Ca2NaSi3O8(OH) |