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シトリンの意味・効果や特徴とは

シトリンとは

シトリンは、和名を「黄水晶」といい、その名前の通り、水晶に鉄イオンが含まれ「黄色」に変化したものを言います。
しかし、天然のシトリンは非常に希少であり、流通しているシトリンのほとんどはアメジストに加熱処理をして変色させたものや、ロック・クリスタルを放射線処理したものです。
トパーズと同じの11月の誕生石の一つになっています。
シトリンは、その黄金のような色から、商売繁栄と冨をもたらす幸運の石として珍重されてきました。

意味・効果・言い伝えなど

シトリンの語源は、この石の色が柑橘類であるシトロン(レモンの仲間)の果実に似ていることに由来します。
また、そのことから、柑橘系を思わせる色のため、気持ちをリフレッシュさせ、神経をリラックスさせてストレスを解放する効果があると言われています。

色(カラー)

透明感のある黄色、帯緑黄色、帯褐黄色

原産地

ブラジル、インド、チリなど
ブラジルのリオグランデ・ド・スル州のアメジストは、470℃で加熱処理をすると明るい黄色になり、550℃まで加熱処理すると暗い黄色から褐色がかった赤色になります
黄色に発色するのは、この鉱山産のもののみのため、州名をとって「リオグランデ・シトリン」と呼ばれています
また、上記産地以外では、近年ベトナムから良質のシトリンが発見されたと言われています

運気・石言葉

金運、仕事運

浄化・お手入れ方法

シトリンは日光(紫外線)で色褪せする恐れがあるため、保管時は直射日光が当たらない場所に保管しましょう。
また水で洗った後は、水分をしっかりと拭き取るようにしましょう。
浄化方法はクラスター、セージ、月光浴、浴水に適しています。

クラスター セージ 太陽光 月光浴 流水
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鉱物データ

シトリンは、「石英(クォーツ)」グループの透明結晶石の中で、色の濃淡にかかわらず、黄色の水晶を言います。
各地のペグマタイトの晶洞中や、各種鉱脈の脈石中などに産出し、六方晶系に属した六角柱状や塊状などでも見られます。

英名 Citrine
和名 黄水晶(きすいしょう)
鉱物名 ケイ酸塩鉱物
モース硬度 7
結晶 六方晶・三方晶系
組成 SiO2