チャロアイトの意味・効果や特徴とは
2024年3月14日
チャロアイトとは
チャロアイトは、1949年に発見され、1978年に認定された新しい鉱物です。
認定以前には彫刻用石材として利用されていました。
特徴ある紫色と白色、黒色などのマーブル模様を持ちます。
また、ラリマー、スギライトと合わせて「世界三大ヒーリングストーン」と呼ばれます。
産出時に黒や茶色などの内包物を含んでいることが多く、紫色だけの美しいマーブル模様を持つチャロアイトは、とても希少です。
また、チャロアイトと石英が同じように混ざり合い、優しい紫色となったものを「エンジェルシリカ」と呼びます。
意味・効果・言い伝えなど
チャロアイトは、ロシアのサハ共和国のムルン山塊でしか産出されません。
シベリアのチャロ川流域で発見されたために、その川の名にちなんで名付けられました。
チャロアイトは世界三大ヒーリングストーンとされており、ヒーリングの力が高いと言われています。
主に精神的な疲労を癒す効果があるとされ、ラリマーと似た効果ですが、ラリマーが怒りや嫉妬などの感情を緩和すると言われているのに対し、チャロアイトは恐怖や不安などのネガティブな感情を鎮めると言われています。
このことから、チャロアイトを精神的な落ち着きや、危機回避(健康祈願)のお守りとして使われることもあります。
色(カラー)
紫色、白色、黒色のマーブル模様。
薄い色のものほど癒しの効果が強くなるとされています。
原産地
ロシア
運気・石言葉
癒やし、健康運
浄化・お手入れ方法
硬度が低く衝撃に弱いため、取扱いに注意が必要です。
また、水や汗にも強くないため、流水で洗うことは避けましょう。
汚れが目立つ場合は、柔らかい布で拭き取るようにしましょう。
浄化方法には、クラスター、セージ、月光浴、太陽光が適しています。
クラスター | セージ | 太陽光 | 月光浴 | 流水 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
鉱物データ
油彩画のような芸術的な印象を持つ石で、マーブル模様の構成要素は、黒色= Aegirine エジリン (錐輝石)、帯状の灰色= Microcline マイクロクリン (微斜長石)、白色= Potassium Feldspar カリ長石 、黄緑色= Canasite カナサイト 、淡黄色= Tinaksite ティクナクサイト などの鉱物が、混ざりあうことから成り立っています。
薄紫色の彩色は不純物であるマンガンの影響です。
英名 | Charoite |
和名 | チャロ石(ちゃろせき) |
鉱物名 | ケイ酸塩鉱物 |
モース硬度 | 5.0-6.0 |
結晶 | 単斜晶系 |
組成 | K(Ca,Na)2Si4O10(OH,F)・nH2O |