アンバー(琥珀)の意味・効果や特徴とは
2024年3月14日
アンバー(琥珀)とは
アンバーは鉱物ではなく樹液の化石です。
「アンバー」という名前は、アラビア語で「竜涎香(クジラの体内で生成される結石、香料の一種)」という意味の「Anbar」が語源です。
和名は「琥珀 こはく」です。
数千万年前から長い年月を経て形成されたもので、旧石器時代の頃から装飾品や治療薬として使われてきました。
アンバーの中に太古の昆虫・植物などが入っているものがあります。
意味・効果・言い伝えなど
古代エジプトやギリシャでは、祈祷師たちが身につけるお守りとして崇められ、東洋ではアンバーを焼いたものを伝染病を防ぐ薬として用いたり、香にしていたと伝えられています。
アンバーは心身の疲れやストレスを癒やし、元気な体を維持する力になると言われています。
冨や繁栄を思わせる美しい黄色から、金運・財運アップの効果も期待されます。
色(カラー)
濃い黄色、淡い黄色、青色、緑色、赤色など。
原産地
ロシア
運気・石言葉
健康運、金運
浄化・お手入れ方法
硬度が非常に低く柔らかい性質なので、傷がつきやすく衝撃に弱いです。
取り扱いには注意が必要です。
汚れを取る場合は、柔らかい布で拭き取るようにしましょう。
浄化方法は、クラスター、セージ、月光浴が適しています。
クラスター | セージ | 太陽光 | 月光浴 | 流水 |
○ | ○ | × | ○ | ○ |
鉱物データ
アンバーは第三紀時代の松柏科植物の樹脂が化石化したもので、鉱物ではありません。
インクルージョンとして、小虫や植物の破片が入っているものがあります。
海水に浮くほど比重がとても低く、海岸に打ち上げられることがあります。
これを「シー・アンバー」と言い、一方で鉱山から採掘されるものを「ピット・アンバー」と言います。
150℃ほどで軟化し、250~300℃で溶解します。
英名 | Amber |
和名 | 琥珀(こはく) |
鉱物名 | 有機質 |
モース硬度 | 2.0-2.5 |
結晶 | 非晶質 |
組成 | – |