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北投石の意味・効果や特徴とは

北投石とは

北投石とは、台湾の北投温泉および日本・秋田県の玉川温泉という世界で非常に限られた地域でのみ産出される希少な鉱物です。
学術的には含鉛重晶石(バライトの亜種)に分類され、特筆すべきは、天然に微量の放射性元素であるラジウムを含有しており、わずかながら放射能を持つ点が最大の特徴です。
これにより古くから「薬石」として扱われ、温泉地では湯治効果のある鉱石として利用されてきました。
日本では玉川温泉産の北投石が文部科学省より「特別天然記念物」に指定され、採取は禁止されています。

パワーストーンとして販売される北投石は、北投温泉由来の鉱石粉末を原料にして、放射線量が安定するように調整・攪拌し、焼成加工されたセラミック素材です。
アクセサリー用のビーズなどに加工されて広く流通しています。

意味・効果・言い伝えなど

北投石は、非常に希少な鉱物であり、放射性元素を微量に含む特性を持ちます。
そのため、自然界の力を感じられるパワーストーンとして重視されています。
古来より、健康と癒やしをもたらす「薬石」として大切にされてきました。

  • 「免疫力の強化」微量の放射線により身体の自然治癒力が活性化されるとされています。
  • 「代謝の向上」血行を促進し、体内の老廃物の排出を助ける働きがあるとされます。
  • 「心身の安定」ストレスを和らげ、落ち着いた精神状態を保つといわれています。

北投石は、台湾の北投温泉や日本の玉川温泉で産出される希少な鉱物であり、古くから「万病に効く薬石」として湯治などに用いられてきたという伝承があります。
温泉の効能とともに、石の力で身体の回復を促すと信じられてきました。

色(カラー)

北投石は自然の結晶としては、白色から淡い黄褐色、ベージュ色などの柔らかな色合いを示します。
鉛や鉄分などの混入によって、淡い灰色や褐色の斑点、筋状の模様が見られることもあります。
全体的にくすんだ風合いで、落ち着いた質感を持つのが特徴です。
また、パワーストーンとして販売されているものには、加工段階で青色や緑色などに着色されたセラミック素材も存在します。

原産地

日本(秋田県玉川温泉)、台湾(台北市北投温泉)

運気・石言葉

運気

健康運身体の自然治癒力を促し、免疫力を支える石とされます
癒やしストレス緩和や精神の安定をもたらすヒーリング効果があるとされます

石言葉

  • 「自然治癒力」持ち主の身体が本来持つ回復力を支えるとされます。
  • 「免疫力向上」微量の放射線が細胞機能を整え、自然な健康維持を促すと信じられています。

浄化・お手入れ方法

原石セージ音叉太陽光月光浴流水

北投石は硬度が低いため、セラミック製のビーズや丸玉で加工されている場合でも、強い衝撃や硬い物との接触で破損するおそれがあります。
浄化時には取り扱いに十分注意してください。

鉱物データ

北投石は、鉛を含む重晶石の変種です。
鉛とバリウムの含有比は可変で、一般には鉛:バリウム=1:4程度の比率となるケースが多く、鉛含有量の変動により色調や結晶の模様が異なることがあります。

結晶系は斜方晶系で、鉱物構造として重晶石と類似した形態を保持します。
結晶形態には菱形板状の粒子が層状に積み重なった構造やテラス状の堆積模様が見られることがあり、生成環境の変化や熱泉の化学的特性を反映しています。

モース硬度は約3.0~3.5と比較的低く、耐久性には限界があります。
光沢は油脂光沢~ガラス光沢にかけて見られることが多く、不透明または半透明の外観のものが中心となります。
条痕色は白色が一般的です。

形成過程は、熱水性の酸性温泉環境下で進行します。
特に強酸性の熱水がバリウム、鉛、硫酸イオンなどを高濃度に含んだ状態で反応・沈殿が起こり、硫酸塩鉱物の一種である北投石が形成されます。
この過程は長期間にわたって繰り返される沈殿と再溶解のサイクルにより、層理構造や内部の濃淡模様を有する鉱石に成長します。

天然の北投石は微量なラジウムを含み、その崩壊過程で発生するラドンガスが大気中に放出されます。
玉川温泉などの研究では、このラドンがもたらす極低線量放射線の影響として、ホルミシス効果による細胞の代謝活性化や免疫機能の向上が示唆されています。
具体的には、岩盤浴の環境下で放出されるラドン濃度が人体に取り込まれることで、ミトコンドリアなどの機能が刺激され、組織の修復や活力維持に寄与する可能性があるとされています。

ホルミシス効果とは、本来有害とされる刺激が、ごく低濃度においては生体にとって有益な反応を誘導する現象を指します。
放射線ホルミシスにおいては、低線量の放射線が細胞の修復機構や抗酸化機構を活性化させ、結果として生理的なバランスの改善やストレス耐性の向上が起こるとする仮説が研究されています。

学術的には両産地でしか確認されていない希少な鉱物であり、地質学・鉱床学の分野において、生成環境や放射線特性の解析対象として高い関心が寄せられています。
日本においては特別天然記念物にも指定されており、採取が制限されていることから自然史的にも価値のある鉱石です。

和名北投石、含鉛重晶石
英名Hokutolite
鉱物分類硫酸塩鉱物
モース硬度約3.0〜3.5
結晶斜方晶系
組成(Ba,Pb)SO4

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この記事を書いた人

福縁閣スタッフ.K

天然石・パワーストーンの専門店「福縁閣」のスタッフです。 高品質な天然石やパワーストーンを通じて、お客様に癒やしと彩りのある毎日をお届けできるよう努めています。 商品の仕入れから撮影、商品説明の作成まで、ひとつひとつ心を込めて対応しています。