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テクタイトの意味・効果や特徴とは

テクタイトとは

テクタイトとは、地球表面に隕石が衝突した際に発生した高熱と衝撃によって、地表の岩石や砂が急激に溶融・空中に飛散し、それが冷却されて形成された天然のガラス質物質です。
ケイ酸を主成分とし、結晶構造を持たない非晶質の天然ガラスとして分類されます。
「リビアングラス」や「モルダバイト」もテクタイトの一種で、隕石の衝突する場所によって色が変わる代表的な例です。

形状は小さな球状や円盤状、紡錘状など多様で、表面には溶融痕や窪み(ディンプル)が見られることが特徴です。
名称はギリシャ語の「溶けた」を意味する語に由来しています。

意味・効果・言い伝えなど

テクタイトは、隕石衝突によって生まれた強いエネルギーを宿す天然ガラスとされます。
宇宙と地球の結びつきを象徴し、変化を受け入れる力を授ける石と考えられています。
また、直感やインスピレーションを高める存在としても大切にされてきました。

  • 「リラックス」緊張や不安を和らげ、心を落ち着けるサポートをします。
  • 「現状打破」停滞した状況を前に進める後押しをするといわれています。
  • 「調和」心身を整え、周囲とのバランスを取りやすくする助けになります。

古代中国では雷によって生まれた石とされ、「雷公墨」と呼ばれてきました。
インドやチベットでは「アグニ・マニ(火の真珠)」とされ、儀式や祈りの中で尊ばれました。
オーストラリアの先住民アボリジニは「魔法の石」として病気治療や雨乞いに用いたと伝えられています。

色(カラー)

テクタイトは一般的に黒色や濃茶色が多く見られますが、産地によっては緑や黄色、灰色など色彩に変化があります。
たとえば、チェコで採れるモルダバイトは深い緑色が特徴的であり、一方リビア砂漠で産出されるリビアングラスには黄緑や淡い黄色が見られます。
このような色の差は、形成時に取り込まれた微量元素や含まれる鉱物成分の影響によるものと考えられています。

原産地

オーストラリア、インドネシア、中国、タイ、ベトナム、フィリピンなど

運気・石言葉

運気

金運宇宙的な変化のエネルギーを取り込むことで、金運上昇を助けるとされます。
恋愛運心の調和が恋愛へと繋がり、良好な人間関係を築く後押しになるとされます。
癒やし内面のエネルギーを整え、ストレスや不安を和らげる働きがあるとされています。

石言葉

  • 「宇宙意識」直感を研ぎ澄まし、広い視野をもたらす象徴です。
  • 「現状打破」停滞した状況から抜け出し、新しい一歩を踏み出す勇気を与えます。
  • 「デトックス」心と体の不要なものを浄化し、リセットする意味を持ちます。
  • 「直感力」洞察力を高め、新たな気づきを得る助けとなります。
  • 「調和」宇宙と地球、そして人と人とのつながりを調和させる石言葉です。

浄化・お手入れ方法

原石セージ音叉太陽光月光浴流水

どの浄化方法でも可能ですが、長時間の直射日光は、退色や熱膨張によるひび割れの原因になるため避けてください。

鉱物データ

テクタイトは、隕石衝突によって生成される天然のガラス質物質であり、その主成分は二酸化ケイ素です。
通常の鉱物とは異なり、結晶構造を持たず、急激な冷却によってアモルファスな状態で固体化しています。
鉱物学の定義においては「鉱物」とはみなされない一方で、自然界で形成された無機質物質として準鉱物的に扱われています。

この物質が形成されるプロセスは非常に特殊です。
隕石が地球表面に衝突すると、衝撃と高熱によって地表の岩石や砂が瞬時に溶融します。
その後、飛散した溶融物が大気中で冷却され、固化することでテクタイトが生じます。
冷却速度が極めて速いため、原子が規則正しい結晶格子を組むことなく固まる結果、非晶質のガラスとなります。

テクタイトの外形は、その形成過程のダイナミックさを反映して多様です。
球状、滴状、円盤状、楕円形などがあり、表面には溶融時に形成された小さな凹凸や空隙が見られることが多いです。
これらの特徴は生成時の物理的条件を示す痕跡として注目されています。
また、産地ごとに化学的な特徴が異なり、鉄やマグネシウム、カルシウム、アルミニウムなどの含有比率に違いが見られます。
こうした元素の分布は、母岩の種類や隕石との相互作用に由来すると考えられています。

さらに、テクタイトの研究は地質学や惑星科学にとっても重要です。
隕石衝突によって生じた物質であるため、地球外天体との相互作用を記録した証拠の一つとして扱われます。
特定の地域に広く分布するフィールドは、衝突時の規模や影響範囲を推定する手掛かりを与え、地球史における大規模天体衝突の解明に貢献しています。

このようにテクタイトは、成分としては二酸化ケイ素を主とする天然ガラスですが、その生成過程や特徴は一般的な火山ガラスとは異なり、隕石衝突という特異な現象の産物です。
鉱物学的な視点では結晶を持たない点が特徴的であり、地球科学的には天体衝突の歴史を物語る貴重な物質といえます。

和名
英名Tektite
鉱物分類天然ガラス
モース硬度約5.5~6.0
結晶非晶質
組成SiO2

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この記事を書いた人

福縁閣スタッフ.K

天然石・パワーストーンの専門店「福縁閣」のスタッフです。 高品質な天然石やパワーストーンを通じて、お客様に癒やしと彩りのある毎日をお届けできるよう努めています。 商品の仕入れから撮影、商品説明の作成まで、ひとつひとつ心を込めて対応しています。