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タンザナイトの意味・効果や特徴とは

タンザナイトとは

タンザナイトとは、青紫色に輝くゾイサイトの変種で、「ブルーゾイサイト」とも呼ばれます。
1967年にアフリカ東部タンザニアのメレラニ鉱山で初めて発見され、宝石商として名を広めたティファニーによって「タンザナイト」と命名されました。
その名は産地タンザニアと夜空の色を組み合わせたものです。

多色性があり、光や角度によって青や紫の輝きを変化させる美しさが特徴です。
現在では12月の誕生石に選ばれ、アクセサリーやお守りとしても人気があります。

意味・効果・言い伝えなど

タンザナイトは知性と冷静さをもたらす石とされ、人生の転機において正しい判断を助けると伝えられています。
未来への希望を示し、柔軟な発想やインスピレーションを高める力があると信じられています。
高貴さや内面の強さを引き出す存在としても大切にされています。

  • 「冷静な判断力」感情に流されず、理性的な選択を後押しするとされます。
  • 「インスピレーション」直感や創造的な発想を高めるといわれます。
  • 「変化の支援」人生の転機に勇気を与え、新しい環境へ適応する力を助けるとされます。
  • 「自立心の育成」自己認識を深め、自分らしい生き方を確立する手助けになるとされています。
  • 「心の浄化」不安や迷いを和らげ、前向きなエネルギーへと変換すると伝えられます。

タンザナイトはタンザニアのマサイ族において、新しい生命の誕生を祝う石とされ、妻に贈る風習があったと伝えられています。
また、古くから「選ばれた人が持つ石」として尊ばれ、持ち主の人生に特別な導きを与えると語り継がれてきました。

色(カラー)

タンザナイトは角度や光源によって青から紫へと色合いを変える多色性が際立つ石です。
自然光の下では澄んだ青が強く現れ、白熱灯や夜の光では紫がかった輝きが浮かび上がります。
このため、光の条件によってまったく異なる表情を見せる特徴があります。

色調の幅は広く、淡いラベンダーのような色合いから、深みのあるロイヤルブルーやインディゴブルーまで見られます。
特に大粒の石では濃厚な発色になりやすく、鮮やかな青紫のものほど価値が高いとされています。

原産地

タンザニア(メレラニ鉱山周辺、キリマンジャロ山麓)

運気・石言葉

運気

恋愛運感情を穏やかにし、真実の愛へ導くサポートとして知られます。
転機の恋に力を与えるとされます。
仕事運冷静な判断力を高め、目標達成やキャリアの成功を後押しするとされています。
人間関係自己表現やコミュニケーション能力を助け、調和ある関係を築く支えとして用いられます。

石言葉

  • 「高貴」青紫の深みある輝きが気品と尊さを象徴しています。
  • 「希望」未来を明るく照らす力を与えるとされます。
  • 「神秘」光によって変化する色合いから、神秘性を表す言葉です。
  • 「知性」理性的な思考を促し、冷静さを保つ象徴とされます。
  • 「冷静」感情を抑え、落ち着いた判断をもたらすとされています。

浄化・お手入れ方法

原石セージ音叉太陽光月光浴流水

タンザナイトは劈開性をもつため衝撃に弱く、取り扱いには注意が必要です。
流水による浄化も可能ですが、強い水流は避け、優しく扱うことが推奨されます。
太陽光による浄化は短時間であれば問題ありませんが、長時間の直射日光は退色の恐れがあるため、行う場合は控えめにすると良いでしょう。

鉱物データ

タンザナイトはゾイサイトの青紫色変種であり、化学組成はカルシウム、アルミニウム、ケイ酸基、水酸基から構成され、ケイ酸塩鉱物に分類されます。

結晶系は斜方晶系に属し、結晶は柱状や粒状として産出することが多く、一方向に顕著な劈開を持つため、衝撃に弱い性質があります。
このため加工や研磨の際には高度な技術が求められます。
モース硬度は約6.0~6.5で、日常的に使用できる強度を備えているものの、より硬い鉱物との接触や強い力が加わると割れやすいため注意が必要です。

発色の主な原因は微量に含まれるバナジウムによるもので、特に加熱によって褐色や緑色の要素が除去され、鮮やかな青紫色が引き出されることが知られています。
この加熱は天然の地質過程でも起こり得ますが、現代では人為的な処理によって安定した色調が得られています。
タンザナイトの特徴的な青紫色は他の鉱物にはほとんど見られない特性であり、結晶化学的にも特筆されます。

また、タンザナイトは三色性と呼ばれる光学的性質を強く示します。
結晶の軸方向によって青、紫、赤みを帯びた褐色といった異なる色を見せるため、観察する角度や光源の違いにより大きく印象が変わります。
この性質はゾイサイトに共通する特徴ですが、タンザナイトでは特に顕著であり、鉱物学的な研究対象としても重要です。

地質学的には、ゾイサイトは変成岩環境において形成される鉱物であり、高温高圧下の条件で安定します。
タンザナイトの場合も同様で、アルミニウムやカルシウムを多く含む岩石が変成作用を受けることで生成します。
このような環境下で、特定の微量元素が結晶格子に取り込まれることにより独特の色が生じます。

このように、タンザナイトは複雑なケイ酸構造、斜方晶系の結晶学的特徴、劈開や硬度の物性、発色メカニズム、さらには強い三色性といった多面的な特性を備えた鉱物です。

和名灰簾石、黝簾石
英名Tanzanite
鉱物分類ケイ酸塩鉱物
モース硬度約6.0~6.5
結晶斜方晶系
組成Ca2Al3(SiO4)(Si2O7)O(OH)

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この記事を書いた人

福縁閣スタッフ.K

天然石・パワーストーンの専門店「福縁閣」のスタッフです。 高品質な天然石やパワーストーンを通じて、お客様に癒やしと彩りのある毎日をお届けできるよう努めています。 商品の仕入れから撮影、商品説明の作成まで、ひとつひとつ心を込めて対応しています。