ハウライトの意味・効果や特徴とは

ハウライトとは

現在流通しているハウライトとされているものは、ほぼマグネサイトだと思われます。
二つの石は、見た目がそっくりで安価な石のため、特に鑑別等が行わられなかった事が間違えた名称のまま、流通している理由としてあげられます。
ここでは、マグネサイトとして表記します。
マグネサイトはターコイズによく似た模様があり、和名を菱苦土石（りょうくどせき）と言い、語源は、菱面体の結晶として稀に産出し、苦土（マグネシウム）を主成分とするからではないかと思われます。
英名の語源は、主成分となるマグネシウムの語源となった、ギリシャ語で「マグネシアの石」の意味を持つマグネーシア・リトスからと言われています。

意味・効果・言い伝えなど

マグネサイトは、主成分のマグネシウムの影響から、体の中の老廃物を排泄し、血液の循環をよくする働きがあるとされ、疲れを軽減させる働きがあると言われています。
体の疲労感を軽減することにより、精神面にも良い影響があるとされています。
マグネサイトは、元々の色が白く多孔質のため染色しやすく、また、質感が似ているため、青く染めることによりターコイズやラピスラズリの代用品として使われていることが多くなっています。
ハウライトターコイズは、まさにマグネサイトを青く染色したものです。
※本来は「マグネサイトターコイズ」と呼べるものです。

色（カラー）

無色、白色の地石に灰色や黒色の模様を持ちます。

原産地

ブラジル、インド、オーストラリアなど

運気・石言葉

癒し

浄化・お手入れ方法

硬度が低く、衝撃にも弱いため、取扱いには注意が必要です。
また、日光（紫外線）や水にも強くないため、直射日光が当たらない場所で保管をし、水で洗うことは避けましょう。
汚れが目立つ場合は、柔らかい布で拭き取りましょう。
浄化方法は、セージ、クラスター、月光浴に適しています。

鉱物データ