サンストーンの意味・効果や特徴とは

サンストーンとは

サンストーンは、ムーンストーンと同じ「長石」（フェルドスパー）に属している鉱物です。
和名を「日長石（にっちょうせき）」と言い、月のように見えるムーンストーン（月長石）とは対照でこの名前が名付けられました。
また、別名を「ヘリオライト」と言い、古代ギリシャ語で太陽の意味の「ヘリオ」と石の意味を持つ「リトス」を語源としています。
また、サンストーンはアベンチュレッセンス効果を持つ石です。
アベンチュレッセンス効果は、鉱物の中に含まれる内包物に光が反射し、キラキラとした虹色の輝きが見られる現象を指します。
アベンチュレッセンスを持つフェルドスパーなので、アベンチュリン・フェルドスパーとも呼ばれています。

意味・効果・言い伝えなど

サンストーンは、文字通りの「太陽の石」と呼べる石となっていて、「熱意」や「やる気」、「自信」を奮い起こさせる石と言われています。
自信を持ち、心を安定させることによって、物事に前向きに取り組むことで、人生を楽しめるようになるかもしれません。

色（カラー）

赤みがかった橙（オレンジ）色。
含有する内包物に光が反射することにより、キラキラとした輝き（アベンチュレッセンス効果）を持ちます。

原産地

インド、コンゴ、オレゴン、アメリカ、タンザニアなど

運気・石言葉

仕事運、願望達成

浄化・お手入れ方法

水分によって色褪せする恐れがありますので、水分が付着した場合は、柔らかい布などで拭き取りましょう。
浄化方法は、クラスター、セージ、太陽光、月光浴に適しています。

鉱物データ

一般的なサンストーンは、南インドが代表的な産出国で、 Oligoclase オリゴクレース （灰曹長石）や Albite アルバイト （曹長石）に Hematite ヘマタイト （赤鉄鉱）や Goethite ゲーサイト （針鉄鉱）などを交えて産出されます。
サンストーンの中には、星のような輝きが浮かびあがるスター・サンストーンと呼ばれるものや内包するインクルージョンの状態によって「シャトーヤンシー効果」の現れた「サンストーン・キャッツアイ」と呼ばれるものもあります。