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ウォーターインクォーツ(水入り水晶)の意味・効果や特徴とは

ウォーターインクォーツ(水入り水晶)とは

ウォーターインクォーツとは、天然の水晶の結晶内部に水分が封じ込められた非常に珍しいパワーストーンです。
成長途中に水分を取り込んだことで、内部に動く気泡や液体が確認できる場合もあり、「水入り水晶」とも呼ばれます。

自然が偶然に生み出したこの現象は、希少性が高く、神秘的な魅力を持つ石として注目されています。
見る者に静けさと深い癒やしを与えるような透明感と神秘性が特徴です。

また、クォーツ系として4月の誕生石に含まれるため、特別な贈り物としても好まれています。

意味・効果・言い伝えなど

ウォーターインクォーツは、浄化、感情の安定、精神的な柔軟性を象徴するパワーストーンとされています。

  • 「内面の癒やし」水が持つやわらかさと清らかさが、心を穏やかに整えるとされます。
  • 「感情の安定」揺れる気泡や水の存在が、不安定な感情を静める効果があるといわれます。
  • 「柔軟な思考」固体の中に液体を内包する特性が、固定観念からの解放を促すとされています。

古代では、水入りの石は神聖なものとされ、「聖なる水が宿る石」として儀式や祈祷に用いられたという伝承もあります。
水が時間を超えて閉じ込められていることから、「永続する浄化」や「過去からの智慧を宿す石」として語られることもあります。

色(カラー)

ウォーターインクォーツは、無色透明の水晶を基調とし、内部に封じ込められた水分や気泡が光を反射して輝くことがあります。
透明度の高い結晶の中に、わずかに揺れる液体や気泡が見えることがあり、角度によっては淡い白や銀のような光の筋を感じることもあります。
全体としてはクリアで静かな印象を持つ石です。

原産地

ブラジル、パキスタン、チベット、マダガスカル、中国など

運気・石言葉

運気

癒やし内部に揺らめく水が心を静め、深いリラックスをもたらすとされます。
健康運水の浄化力により、体調やエネルギーのバランスを整えるといわれています。
人間関係感情の柔軟さを促し、穏やかな対話や信頼関係を築く助けになるとされます。

石言葉

  • 「浄化」水が負のエネルギーを洗い流す象徴とされます。
  • 「静穏」心を落ち着け、内面の静けさを保つ力を持つとされます。
  • 「柔軟」水の性質にならい、状況に応じたしなやかさを象徴します。

浄化・お手入れ方法

原石セージ音叉太陽光月光浴流水

ウォーターインクォーツは内部に天然の水分を含むため、流水での浄化は避けてください。
水分の浸入や急激な温度変化により内部構造に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、直射日光による長時間の浄化も水の蒸発や気泡の移動につながる恐れがあるため、短時間での対応をおすすめします。

鉱物データ

ウォーターインクォーツは、鉱物学的には水晶の一種であり、主成分は二酸化ケイ素です。
三方晶系の結晶構造を持ち、六角柱状の結晶として形成されることが一般的ですが、この石の最大の特徴は、結晶内部に自然に水分が閉じ込められている点にあります。
天然の結晶成長過程において、水晶が形成される際に熱水や地下水などが閉じ込められ、何千年、あるいは何百万年にもわたってそのままの状態で存在していると考えられています。

このような水の内包は、「フルイドインクルージョン(fluid inclusion)」と呼ばれ、鉱物学的には非常に重要な研究対象とされています。
水以外にも、気泡(二酸化炭素やメタン)、時には微細な鉱物粒子が含まれることもありますが、多くの場合は気体と液体の両相を含んだ状態で存在し、石を動かすと内部の気泡がコロコロと揺れ動く様子が肉眼で確認できます。
この現象がウォーターインクォーツの大きな魅力となっています。

内包される水は、閉じ込められた当時の環境をそのまま保存しており、地球の地質学的過去を読み解く手がかりとしても重視されています。
そのため、学術的価値も高く、地球化学や鉱床学の分野でも分析対象とされることがあります。

モース硬度は水晶と同様に約7.0であり、外部からの衝撃に対する耐久性は高いといえますが、内包された水分により内部構造が不安定になる場合もあります。
特に温度変化に弱く、高温によって内包された水が膨張することで、クラックの発生や破裂の危険があるため、加熱処理や直射日光、極端な寒暖差を避ける必要があります。
また、水分が外部から浸入しないよう、流水による浄化も推奨されません。

視覚的には透明な水晶の中に静かに浮かぶ水や気泡が幻想的な印象を与え、「動きのある鉱物」として特別な存在感を放っています。
このような特徴から、ウォーターインクォーツは装飾的価値に加えて、自然が長い時間をかけて創り出した奇跡のような石として評価されています。

総じてウォーターインクォーツは、石英という一般的な鉱物の中にあって、きわめて稀少かつ個性的な存在であり、科学的にも芸術的にも価値の高い鉱物です。
自然のプロセスによって偶発的に生まれるその形成過程は、鉱物学の奥深さを象徴するものといえるでしょう。

和名水入り水晶
英名Water-included Quartz
鉱物分類ケイ酸塩鉱物
モース硬度約7.0
結晶三方晶系
組成SiO2

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この記事を書いた人

福縁閣スタッフ.K

天然石・パワーストーンの専門店「福縁閣」のスタッフです。 高品質な天然石やパワーストーンを通じて、お客様に癒やしと彩りのある毎日をお届けできるよう努めています。 商品の仕入れから撮影、商品説明の作成まで、ひとつひとつ心を込めて対応しています。