ターコイズの意味・効果や特徴とは

ターコイズとは

ターコイズは、ラピスラズリ、タンザナイトと同じく12月の誕生石です。
色の名前「ターコイズ・ブルー」としてもあるように、美しい青空のような色と独特の模様を持つ石です。
「トルコ石」とも呼ばれるターコイズの語源は、フランス語で「トルコの石」の意味を持つ「pierre turquoise」 と言われています。
しかし、トルコで産出されるわけではなく、原産地はペルシャでトルコの商人によって広まったため、「トルコ石（ターコイズ）」と呼ばれるようになりました。

意味・効果・言い伝えなど

アメリカの先住民であるアメリカンインディアンはターコイズをその色から「スカイストーン」と呼び、自然の力が宿る石として、装飾品として加工したり儀式に用いたりしており、生活に密着したものとして扱われていたようです。
また、古くから身を守るお守りとして重宝されていて、現代でも旅のお守りとして用いられています。
ターコイズは持ち主に危険が迫ると、変色や割れることで、その危険を知らせる、身代わりになると言われています。

色（カラー）

「ターコイズブルー」と呼ばれる青と緑の間のような色

原産地

イラン、アメリカ、エジプト、シナイ半島、中国、メキシコなど
イラン（ペルシャ）は2000年以上に渡って上質なターコイズが産出されています
アメリカのアリゾナ州でも上質なターコイズが産出されています

運気・石言葉

魔除け、厄除け、人間関係

浄化・お手入れ方法

水分が付着すると、色褪せの恐れがあるため、身につけた後は、しっかり水分を拭き取るようにしましょう。
また、多孔質のため、汗、油、化粧品なども影響されますので、注意しましょう。
浄化方法には、クラスター、セージ、太陽光、月光浴が適しています。

鉱物データ

ターコイズの空色は含有した銅の作用で、銅より鉄を多く含むと緑色の「チャルコシデライト（鉄トルコ石）」になり、銅の代わりに亜鉛を多く含むと「ファウスト石」になります。
表面にみられる褐色や黒いクモの巣のような模様は、褐鉄鉱や砂岩の中から産出されるからです。
この模様が美しいものは人気があります。