• セール会場
  • PayPay使えます
  • 初回購入で300ポイントプレゼント
  • 水曜日ポイント5倍
  • LINE お友だち登録
  • メルマガ登録はこちら
  • 福縁閣公式ブログはこちら

カテゴリ一覧

公式SNS

スマホ版 福縁閣はコチラ

シナバー(辰砂)の意味・効果や特徴とは

シナバー(辰砂)とは

シナバーは、鮮やかな朱色や赤色を持つ美しい鉱物で、和名では辰砂しんしゃと呼ばれます。
古くから絵具や装飾品、儀式用の素材として珍重され、強いエネルギーを象徴する石とされています。
パワーストーンとしては、情熱や活力を高め、富や成功を引き寄せる石として知られています。

一方で、シナバーは硫化水銀という特殊な組成を持つ鉱物です。
水に溶けにくく、水銀蒸気が発生するのは約400〜600度とかなり高温であるため、通常の使用上では問題はありません。
しかし、他のパワーストーンと比べて特殊な組成を持つため、ある程度の注意は必要です。
あえて粉塵を吸い込んだり、むやみに加熱したり、子どもやペットの口に入らないよう注意してください。

意味・効果・言い伝えなど

シナバーは「情熱」「富」「成功」を象徴する石として知られています。
持つ人の内面に眠るエネルギーを活性化させ、目標に向かう力を高めると言われています。
強い意志を持ち、自分の道を貫くための精神的支えとなるパワーストーンです。

  • 「情熱と行動力」内に秘めたエネルギーを引き出し、積極的な行動を促します。
  • 「成功運」努力を実らせ、富や繁栄を引き寄せる力を高めます。
  • 「自信の回復」迷いや不安を払い、自分を信じる強さを育てます。
  • 「意志の強化」目標を明確にし、達成へと導く集中力を与えます。
  • 「守護」外部からの悪影響を防ぎ、精神的な安定を保ちます。

古代中国では、シナバーは不老長寿や不滅の力を象徴する聖なる鉱物とされ、皇帝の儀式や神聖な場で用いられてきました。
また、錬金術の世界では「生命の象徴」として扱われ、永遠の力を求める象徴の石とされていました。
鮮やかな朱色は、生命力と権威の象徴とされ、持つものに強い意志と運を授けると伝えられています。

色(カラー)

シナバーは、鮮やかな朱色から深みのある赤色まで幅広い色合いを持つ鉱物です。
最も特徴的なのは、硫化水銀による独特な赤い発色で、光を受けると内側から輝くような艷やかさを見せます。
結晶質のものは透明感を帯びた赤色を示すことがあり、塊上のものはやや暗い赤や褐色を帯びます。
表面にはガラス光沢から樹脂光沢が見られ、磨かれたものは真紅の鏡のように美しく輝きます。
その色調は生命力と情熱を象徴するかのようで、他の石にはない強い存在感を放ちます。
シナバーの赤は、古代から神聖視され、力と繁栄の象徴として珍重されてきました。

原産地

中国、スペイン、イタリア、アメリカ、メキシコ、日本など

運気・石言葉

運気

金運富や繁栄を象徴し、豊かさを引き寄せる力があるとされます。
仕事運強い意志と行動力を高め、成果を実らせるサポートをします。
健康運生命力を活性化し、活発なエネルギーをもたらすと言われています。
厄除け・魔除け邪気を払い、悪影響から身を守る守護の石とされています。
癒やし精神的な不安を取り除き、前向きな気持を保つ助けとなります。

石言葉

  • 「富貴」物質的・精神的な豊かさを呼び込む象徴です。
  • 「情熱」内に秘めた力を燃え上がらせ、前向きに生きる活力を与えます。
  • 「権威」自信と影響力を高め、リーダーシップを発揮させます。
  • 「繁栄」努力を実らせ、成功と発展をもたらす意味を持ちます。
  • 「守護」外部の悪影響を払い、強い精神を保つ助けをします。

浄化・お手入れ方法

原石セージ音叉太陽光月光浴流水

シナバーは硫化水銀を主成分とするため、流水による浄化は避けましょう。
太陽光も長時間当てると変色や劣化の恐れがあるためおすすめできません。

鉱物データ

シナバーは、化学組成が硫化水銀で表される鉱物です。
主に火山活動や熱水変質によって生成し、低温の熱水鉱床中に結晶として産出します。
結晶系は三方晶系に属し、六角柱状または板状の結晶を形成することが多く、塊状で産することもあります。
色は鮮やかな朱色から深紅色を示し、その美しい発色は古代より顔料や装飾素材として利用されてきました。
光沢は金属光沢または樹脂光沢を示し、条痕は鮮明な赤色です。
モース硬度は約2.0〜2.5で、比較的柔らかい鉱物に分類されます。

シナバーは、火山の噴気孔や熱水脈中で、水銀を含む揮発性成分が硫黄と反応することにより生成されます。
生成温度はおよそ100〜300℃の範囲で、比較的浅い地殻環境で形成されることが特徴です。
これに対して高温条件下では、シナバーが熱分解し、水銀蒸気と二酸化硫黄を放出します。通常の大気温度では極めて安定ですが、400〜600℃を超えると分解反応が進行し、金属水銀を生成します。
そのため、採掘や精錬では加熱処理によって水銀を回収します。

この鉱物は他の多くの鉱物よりも密度が高く、水銀元素を主成分とすることから重い性質を示します。
また、シナバーは紫外線下でわずかに色が暗くなる性質を持ち、長期間の光照射で表面の色調がやや鈍くなることがあります。
結晶構造的には、硫黄原子が三角形の配置をとり、水銀原子がその間に位置する格子構造を形成しています。
この構造により、シナバーは安定した結晶形を保ちながらも、光を受けた際に独特の光沢を示します。

鉱床としては、主に熱水鉱脈型や沈殿型の鉱床に伴って見られます。
共生鉱物としては、黄鉄鉱、石英、方解石などが挙げられます。
また、地表近くでは酸化を受け、黒色のメタシナバー(同質異像のβ型硫化水銀)に変化することもあります。
シナバーは化学的に水に溶けにくい難溶性鉱物ですが、粉末化や酸化環境下では微量の水銀が放出されることが知られています。
したがって、粉塵や加熱による取り扱いには注意が必要です。
通常の状態では安定しており、装飾用や標本として安全に保存できます。

和名辰砂
英名Cinnabar
鉱物分類硫化鉱物
モース硬度約2.0〜2.5
結晶三方晶系
組成HgS

シナバー(辰砂)のアクセサリー・ビーズ等はこちら

この記事を書いた人

福縁閣スタッフ.K

天然石・パワーストーンの専門店「福縁閣」のスタッフです。 高品質な天然石やパワーストーンを通じて、お客様に癒やしと彩りのある毎日をお届けできるよう努めています。 商品の仕入れから撮影、商品説明の作成まで、ひとつひとつ心を込めて対応しています。