ムーンストーンの意味・効果や特徴とは
2024年3月14日
ムーンストーンとは
ムーンストーンは、その名のとおり月のような美しい輝きを持つ石です。
パールと同じ6月の誕生石です。
和名を「月長石」と言い、長石長石(フェルドスパー)グループの、カリウムを多量含有する正長石(オーソクレース)の一種です。
光学効果「シラー」が見られ、青色や白色の輝きを放ち、この青い光が秋の月のようなので名付けられました。
「ブルームーンストーン」は青色のシラーが見られます。
この「ブルームーンストーン」はムーンストーン同様の長石である「ペリステライト」の一種で、「ブラックムーンストーン」「レインボームーンストーン」などは「ラブラドライト」の変種とされています。
意味・効果・言い伝えなど
ムーンストーンは、古くから「月の力が宿る石」「月にまつわる石」と信じられていました。
月は女性を象徴するため、女性をサポートする石とされ、「恋人たちの石」「愛を伝える石」として、縁のある男性と女性を引き寄せると言われています。
またムーンストーンの淡く優しい光は「思いやりの心」を育んでくれ、パートナーとの円満な関係が続くように願うお守りとしても最適です。
身に付けると未来への予知能力をもたらし、親しい人たちの危険を知らせ、その危険から守ってくれると伝えられています。
色(カラー)
無色、白色、灰色、橙色、淡緑色、黄色、褐色、淡青色など。
原産地
スリランカが主な産地です
インド、マダガスカル、タンザニア、ザンビアなど
運気・石言葉
恋愛運、恋人・夫婦円満
浄化・お手入れ方法
全ての浄化方法に適しています。
クラスター | セージ | 太陽光 | 月光浴 | 流水 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
鉱物データ
ムーンストーンは、正長石と曹長石が交互に重なって薄層を作り、研磨すると光が反射するため、真珠のような柔らかい光の「シラー効果」が見られます。
曹長石(アルバイト)の層が薄いとより青色に、厚くなるとより白色に光りが増します。
ムーンストーンは、その色とシラー効果により、それぞれ個別の呼び名があります。
ブラック・ムーンストーン:ラブラドライトの一種で、青色のシラー効果を持ち、インクルージョンにより黒色となります。
レインボー・ムーンストーン:ラブラドライトの一種で、青色シーン効果以外の色を持ち、「レインボームーン」と呼ばれます。
レインボームーンは多彩な色合いを持ち、黄色や橙色などが主な色ですが、高品質なものは美しい虹色となり、その希少性が高く評価されています。
英名 | Moonstone |
和名 | 月長石(げっちょうせき) |
鉱物名 | ケイ酸塩鉱物 |
モース硬度 | 6.0-6.5 |
結晶 | 単斜晶系 |
組成 | KAlSi3O8 |