※選択したワードが検索欄に自動入力されます。

アメジストの意味・効果や特徴とは

アメジストとは

2月の誕生石であるアメジストの魅力は、その透き通った紫色が高貴なイメージを演出してくれるところです。
本来、水晶は無色透明ですが、微量の鉄イオンが含まれると紫色に変化します。
紫色に変色した水晶を「アメジスト」と呼びます。
紫色の水晶に加熱処理を行い、黄色に変色させたものを「シトリン」、1つの結晶内に、紫色と黄色が同時に存在しているものを「アメトリン」と言います。
アメジストは「愛の守護石」「真実の愛を守りぬく石」と呼ばれており、ヨーロッパでは「素敵な恋人を招きよせる石」とされています。
一方で、「高まりすぎた熱情を穏やかにさます力」があるとも言われています。

意味・効果・言い伝えなど

ギリシャ神話では、アメジストは「美少女の化身」とされています。
酒の神「バッカス」が酒に酔い、今から最初に出会った人を猛獣ピューマに襲わせようとした時に通りがかったのが、月の女神に使える女官「アメジスト」でした。
この事に気づいた月の女神が、「アメジスト」を救うために純白の水晶へと変えました。
その後、酔いから醒めたバッカスは反省し、水晶にぶどう酒を注ぎました。
すると、たちまち水晶は透き通った紫色に変わり、美しい紫色の宝石「アメジスト」になった…と伝えられています。
「アメジスト」の語源となったギリシャ語の「Amethystos」は、「酒に酔わない」という意味を持ちます。
古代ローマでは、お酒だけでなく人生の悪酔いから身を守るために、アメジストで作られた杯でお酒を楽しんでいたという言い伝えが残っています。

色(カラー)

紫(濃淡あり)、褐色、灰色

原産地

ブラジル、南米、インド、アフリカなど

運気・石言葉

結婚運、恋愛成就

浄化・お手入れ方法

アメジストは日光で色褪せしてしまう恐れがあります。
直射日光の当たらない場所で保管しましょう。
水で洗ったあとは、水分をしっかりと拭き取るようにしましょう。

クラスター セージ 太陽光 月光浴 流水
×

鉱物データ

アメジストの紫色は、微量に含有している鉄イオンによるものです。
この紫色は、加熱すると黄色や褐色、緑色に変色し、更に加熱すると無色になります。
黄色に変色したアメジストはトパーズと似ており、間違えられることがあります。
アメジストは累帯構造やムラのある紫色が特徴ですが、この紫色が一様であるほど良質とされています。
アメジストは日光などで色が褪せる恐れがありますので、直射日光を避けるなど取り扱いに注意が必要です。

英名 Amethyst
和名 紫水晶(むらさきすいしょう)
鉱物名 ケイ酸塩鉱物
モース硬度 7.0
結晶 六方晶・三方晶系
組成 SiO2